愛知県名古屋市の名古屋タワーサイドクリニック|二重埋没法、豊胸、脱毛、美容皮膚科など幅広く行っています。

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タトゥー除去

※現在、当ページのいくつかの項目はお受け致しておりません。(2021.4.1)

 


Qスイッチヤグレーザーによる方法
切除縫合法による方法
分層植皮法による方法


Qスイッチヤグレーザーによる方法

Qスイッチとはレーザー光の発生を制御するシャッターのようなもので、液晶のシャッターを1億分の1秒単位の電気信号で開閉し、非常に短い時間でレーザーを照射する仕組みのことです。Qスイッチレーザーは、従来のレーザー機器と比較してはるかに高出力なレーザーを、従来のレーザー機器よりもはるかに短い照射時間で照射することで、正常組織へのダメージを最小限に抑えながら高い治療効果を得ることができます。
Qスイッチレーザーには、Qスイッチヤグレーザー、Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザーなどがあります。この中でもQスイッチヤグレーザーは米国で刺青除去目的として研究開発されたもので、皮フの深い位置にある異常色素の除去が可能で、特にタトゥーの除去に対してはこのレーザーが最も有効とされています。
レーザー照射により、メラニン色素が破壊され、細かい色素片になります。一時的に破壊されたメラニン色素が浮き濃く見えるときがありますが、自然に吸収され消退します。
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切除縫合法による方法
(手術費用・治療期間の大幅削減を可能にした 宮崎T法;宮崎U法)

切除縫合法によりほとんどのイレズミは消去可能です。切除縫合法は文字通りイレズミ部分を局所麻酔下に切除して縫合する方法です。イレズミの範囲が広範な場合、間隔を空けた複数回の切除縫合手術が必要です。
一度の切除縫合により可能な限り広範囲の切除を行い閉創します。その後1ヶ月〜3ヶ月程経過して充分に創部の皮膚の伸展がもたらされた後、2回目の切除縫合を行い、残存したイレズミの除去を行います。2回目の切除縫合でも取りきれなかった場合、さらに時期を空けて3回目の切除縫合を行うことになります。
広範なイレズミの場合、このように複数回の切除縫合を行い、完全除去を目指します。

しかし現実的には切除回数が多くかかる場合が少なくありません。体幹部(背中、腹部、胸など)は比較的皮膚の伸展を得やすいため1回の切除手術で除去面積を取りやすく、切除が進みます。しかし四肢などは皮膚にゆとりが少ないため、1回の手術でも切除範囲が大きくはとれず、小範囲切除を繰り返すことで切除回数が多くかかってしまいます。しかも実際に除去したいイレズミは上腕部から肩にかけてや足首など皮膚にゆとりのない部分に入れられていることが多いものです。

従って当院では単純切除を繰り返す従来の方法ではなく、皮膚を大きく伸展させる簡単な処置を術前、術中に組み合わせることで手術回数を極力少なくする方法を工夫しています。この方法により手術費用・治療期間を大幅に引き下げることが可能になりました。

治療部位、御希望等に応じて以下の3種類の切除縫合法を使い分けることになります。

単純切除縫合法
宮崎T法 (Internal Extension Method; IE法; 皮膚内健常組織伸展法)
宮崎U法 (External Extension Method; EE法 皮膚外健常組織伸展法)

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分層植皮法による方法

体幹部、四肢などの広範なイレズミで、複数回の切縫を繰り返して除去する時間的余裕がない場合に適応になります。
皮膚の厚さは約1〜3mmあり表皮層はそのうちの上部1mm以下です。真皮層に入れ墨染料が入っても貪食細胞によって除去されるので刺青に染まるのは表皮下層から真皮上層だけです。分層植皮法は真皮層で機械的に皮膚を剥がした後、酵素によって剥がした皮膚を表皮と真皮上層に分離し、刺青染料が残っている真皮上層を捨て、刺青染料が入っていない表皮層だけをを再び移植する方法です。全層植皮に比べると皮膚の質感はよくありませんが、なんといっても正常な皮膚にメスをいれることなく除去するはずの皮膚のみでことが足りてしまう点は大きなメリットです。

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