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高濃度ビタミンC点滴

高濃度ビタミンC点滴

シミやくすみの改善に広く一般的に使用されるビタミンC。 しかし化粧品やサプリメントなどで摂取するのには限界があります。点滴により体内の血中濃度を急激に上げることで飛躍的な効果を得ることができます。 多量のアスコルビン酸(ビタミンC)を直接体内に点滴し、血中のビタミンC濃度を高レベルに上げることにより美白、アンチエイジングなどの美容効果や様々な疾患の予防や機能の改善を強力に促します。 また、それ以外にも風邪の予防や疲労回復、病名のつかない不定愁訴の改善などに効果があります。 また、高濃度ビタミンC点滴は多量に摂取することで抗がん作用も発揮するといわれ、世界中でその研究がなされており、がん治療の代替治療として研究、導入がすすめられています。


高濃度ビタミンCの効果

●ビタミンCの主な作用
○美白効果
メラニンの生成を抑制し、シミや色素沈着を薄くします。

○コラーゲン生成促進作用
肌のハリや弾力のもととなる線維芽細胞の働きを高め、ハリと弾力を保ちます。

○活性酸素除去作用
にきびやシワ、シミなど老化の原因となる活性酸素から肌を守ります。

○保湿作用
保湿因子の産生を高め、乾燥しにくい肌を作ります。

○疲労回復効果
有害な活性酸素に対する抗酸化作用が強く、全身の倦怠感や疲労の回復を早めます。

○免疫力向上
リンパ球の働きを高めることで免疫力が増強させ、風邪やウイルスによる感染症を予防して全身の健康から美肌を作ります。

○病気の予防
がんやその他のウイルス性感染症を予防する働きがあります。がん治療の補助療法として有効です。

○体臭予防
加齢臭や気になる口臭を抑えます。


●がん治療の補助療法には
血中ビタミンCが高濃度(300〜400mg/dl)になるとガン細胞の周囲で反応を起こして過酸化水素を生成します。正常細胞は過酸化水素を中和する酵素が存在するので影響をまったく受ません。一方、ガン細胞の多くはこの酵素が欠乏しているために過酸化水素を中和できずにダメージを受けて破壊されてしまいます。


適応

●美容・健康維持には
  • お肌のくすみ・シミが気になる
  • お肌のハリ・シワなどの衰えが気になる
  • 慢性的な疲労感がある方、疲れやすい方
  • にきびができやすい方、また治りにくい方
  • 風邪を引きやすい方


●がん治療の補助療法には
標準的ガン治療が無効の場合
標準的ガン治療の効果をより確実にする
標準的ガン治療の副作用を少なくする
良好な体調を維持しながら寛解期を延長させる
代替治療として希望する場合などです。有効な抗ガン剤や放射線治療がある場合は併用を推奨します。


治療間隔と回数

美容目的の方は25〜50gを週に1〜2回、がん治療の補助療法の方は50〜100gを週に2〜3回の通院をお勧めいたします。


治療を受けられない方

  • 腎臓機能の低い方や栄養状態の悪い方
  • 脱水症状の方
  • 現在透析中の方
  • 妊娠中の方
  • G6PD欠損症の方


注意事項

  • 高濃度ビタミンC点滴を初めて受けられる方は、初診時に赤血球膜G6PD活性の検査を行います。これはG6PD活性が低下している方に高濃度のビタミンCを血管内に投与すると、重症の急性溶血性貧血発作を起こす危険があるからです。日本ではG6PD異常症の頻度は0.1〜0.5%といわれております。当院では初診時に赤血球膜G6PD活性の検査を行っております。
  • 高濃度ビタミンC点滴療法終了後の数時間は、簡易血糖測定器で測る血糖値が高値になります。これは見かけ上高いだけで、実際の血糖値はもっと低い値になります。したがって自己血糖測定をしてインシュリンの注射量を決めている方はインシュリンの量に注意しなければなりません。
  • 透析中の腎不全の方はこの治療を受けることはできません。心不全、大量の腹水、強い浮腫のある方は、点滴で水分を血管内に入れることで病状の悪化を来す恐れがあるためにこの治療ができない場合があります。
  • 高濃度ビタミンC点滴療法による重篤な副作用はほとんど報告されていません。これまで世界で数十万回ビタミンCが点滴されていますが、1例の死亡例も報告されていません。実際には殆ど副作用のない安全な治療だと言えます。
  • がん治療の補助療法の方は主治医の許可が必要です。










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