
PRP療法(血小板療法)

多血小板血漿(PRP)とは血液から血小板を濃縮した血漿です。血液中に存在する血小板は各種の成長因子を多量に含み、このPRPを創部に使用すると治癒が促進されるため、歯科インプラント治療を始め脳外科、心血管外科、形成外科など多くの医療領域で実際に利用されるようになっています。本療法は美容皮膚科領域での応用であり、加齢により痛んだ皮膚の若返りを促進させることを目的としています。自家血をその場で使用するだけなので安全、調整がシンプル、効果的な結果を得られるなどから近年急速に普及しており、テレビ雑誌などで話題に上るようになってきています。
当クリニックではこの治療法を他のどの施設様よりも安全、効果的、お値打ちに御提供することを目指しています。
尚、当クリニックでは「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)に関する省令」を遵守した治療を行っています。また、全血・PPP・PRPの血小板濃度濃縮率を毎回測定し、術後管理に役立てています。さらに他の治療法(わきがの手術など)の補助的治療としても活用しています。
PRP療法の用途
- ちりめんシワの改善
- 肌の張りの改善
- 肌のキメの改善
- タルミの改善
- 毛穴の縮小
- ニキビ跡の改善
- シミ・クスミの改善
手術方法
■治療方針の決定・同意書説明・写真撮影
PRP療法が最適なのかあるいはフィラーが適しているのか等を判断します。
次に治療に使用する採血スピッツを決めます。つまりスイスのリジェン・ラボ社キット(リジェンACR)、米国カスケード・メディカル社のキット(フィブリネットシステム)あるいは日本ベクトン・ディッキンソン社の採血管等を用いた2回遠心分離法で行うのかを決定します。
■肘から採血(16-64ml)・表面麻酔開始

リジェン・ラボ社のキットを使用する場合は約16ml、2回遠心分離法を行う場合は約32〜64mlの採血を行います。治療予定部位の麻酔クリーム塗付も開始します。当院は高性能の遠心機に加え、ガスバーナー、ボルテックスミキサー、遠沈管用バランサー、デジタルタコメーター、空気殺菌清浄機等を設置し、徹底的にトレーニングされた複数の作業者によって作業を行ないます。
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| スイスリジェンラボ社のキット |
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日本ベクトンディッキンソン社の採血管など |
■血液中の血小板を濃縮(5-6ml)
リジェン・ラボ社やフィブリネットシステムの採血スピッツは赤血球と血小板の中間の比重を持つフィルターが入っているため1回の遠心で血小板分画が分離可能で作業が簡単ですが高価です。
2回遠心分離法は軽遠心にて血漿分画と血小板分画を分離し、引き続き強遠心にて血小板を濃縮するため作業が煩雑で熟練を要しますが採血量も自由に設定でき、キットに比べはるかに高濃度かつ多量のPRPが作成できます。施行コストを抑えられるのも大きなメリットです。
■血小板を活性化させて注射(30-40カ所程度)
約5-7mlのPRPが完成します。治療予定部位の麻酔クリームを除去します。タイミングを見計らってPRPを活性化させ、手早く真皮直下に注射します。PRPの活性化に自己トロンビンは必要ありません。麻酔クリームの効果で注入時の痛みはほとんどありません。
注入後の状態
通常腫れは当日〜翌日夜をピークとして翌日以降は次第に落ち着きます。
内出血が起こる場合がありますが1週間ほどで落ち着きます。
治療当日の注意
入浴はシャワー程度にしてください。
飲酒、運動は避けてください。
治療部位を刺激するような行為(パックやマッサージなど)は控えてください。
処置が出来ない場合
- 妊娠または妊娠の可能性がある方
- 心臓病の方
- 脳梗塞の既往がある方
- 血液が固まりにくくなるようなお薬を服用されている方 など
「PRP療法」施術例
(52歳 女性)

きめ

しわ

毛穴
(34歳 男性)

きめ

しわ

毛穴
(51歳 女性)

きめ

しわ
(52歳 女性)

しわ

毛穴

しみ
「PRP療法2回+成長因子療法3回の複合治療」施術例

(30代 男性)