メソセラピー
メソセラピーは、脂肪吸引と同様に「部分痩せ」の効果が得られる方法として注目されています。
脂肪を除去する治療としてはこれまで脂肪吸引術が主流でした。脂肪吸引術は、皮下脂肪を吸引機で直接吸い出す治療で、出血や腫れなど体への負担が大きく、ダウンタイムも長いという欠点がありリスクの高い治療でした。
それに比べて脂肪溶解注射はメスを使うことがないので、致命的な副作用の心配がありません。ダウンタイムも短いため、手術に抵抗のある方、まとまった時間の取れない方には最適な治療といえます。
メソセラピーによって脂肪溶解剤を患部に注射すると、薬剤は脂肪細胞に徐々に浸透していき、脂肪を分解していきます。分解された脂肪の老廃物は腎臓や腸の働きによって体外に排出されてしまうため、体内に蓄積されることはありません。また、メソセラピーは脂肪細胞自体が分解されて消失するため、リバウンドの心配はありません。
治療間隔と回数
メソセラピーは通常1〜2週間に1回のペースで行います。
治療の効果は、脂肪量により個人差がありますが3〜5回の継続治療で効果を実感していただけると思います。
リスクと副作用
■注射部位のかゆみと発赤
施術後、注射部位に軽度のかゆみと赤みが生じることもありますが、 これは薬剤が組織に吸収され排泄されると共に、数時間で消失します。
■注射部位の腫れと痛み
筋肉痛や打撲をしたあとのようなにぶい痛みとしこり感が出る場合がありますこれらは注射後、1時間ぐらいからおこりますが、1週間程度で治まりますのでご安心ください。
■注射部位の内出血
まれに内出血が起こることもありますが、通常7〜10日で引いていきます。
注意事項
妊娠・授乳中の方は治療を受けることができません。