※現在、当ページのいくつかの項目はお受け致しておりません。(2021.4.1)
■乳輪縮小・乳頭縮小・陥没乳頭
■乳輪・乳首の黒ズミ(漂白療法)
■乳輪の黒ずみ ボディQYAGトーニング
乳輪縮小術・乳頭縮小術・陥没乳頭
乳輪縮小術
乳輪の大きい方に対しては、乳頭周囲の切開(乳頭基部切開)あるいは乳輪周囲の切開(乳輪周囲切開)により理想的な大きさにすることができます。前者の場合手術痕はほとんどわからなくなります。後者の場合やや境界がシャープな手術痕になります。乳頭基部切開の方が仕上がりが良いので出来るだけこの切開を取りたいのですが、乳輪径が大きい場合後者の切開を取らざるを得ない場合もあります。いずれの場合も院長オリジナルの減張の工夫によって長期的に手術痕の肥厚化を防ぎ美しい乳輪径を保ちます。手術後の授乳は問題ありません。
乳頭縮小術
乳首が大きいとひとりで悩み続けられる場合が少なくありません。しかし乳頭縮小術 によって理想的な乳頭に変えることができます。生まれつき乳首が大きい場合でも授乳で乳首が大きくなってしまった場合手術法は基本的に同じです。乳管と乳頭の血行に十分気をつけてデザイン通り粛々と丁寧に乳頭基部切開によって乳頭上皮を短縮する手術です。吸収糸を使用しますので術後の抜糸はありません。手術後の授乳は問題ありません。合併症の確率は非常に低い手術なのでもしもお悩みなら思い切って手術をお考えになることをお勧めします。
陥没乳頭
陥没乳頭とは、乳頭部の乳管の発育障害のために乳頭の頭部が乳輪中に陥没し、乳輪が堤防状に盛り上がっている病状をいいます。炎症を起こすことがあり、いったん感染を起こすと切開排膿などの処置で非常に厄介で将来授乳に障害をきたす可能性もあります。 外見上も心理的な苦痛を感じている方が少なからずいらっしゃいます。
陥没乳頭の手術目的は、陥没している乳頭を整容的に整った形に戻し、機能的にも授乳が可能なようにすることです。
乳輪・乳首の黒ズミ(漂白療法)
乳頭・乳輪の色素沈着は、加齢や刺激によるものもありますが、妊娠や授乳後に多く見られます。
黒ずんだ乳首や乳輪をピンク色に近づけたい場合、当院ではハイドロキノンによる漂白を行っております。
「ハイドロキノン」とはアメリカで、化粧品・医薬品として20年余りの歴史を持つ、美白用成分です。
“最強の美白成分”とも呼ばれており、メラニン生成の原因となる酵素である「チロシナーゼ」の働きを抑える事で、メラニンの生成を抑える成分です。その効果は、従来の美白成分の100倍程度の美白作用を有するとも言われています。
乳輪の黒ずみ ボディQYAGトーニング
肝斑・クスミのレーザー治療として定評のあるQYAGトーニング(レーザートーニング)(*)ですが、体幹部・四肢の黒ズミ治療にも応用可能で優れた効果が得られます。
今まではハイドロキノンなどの漂白作用のある外用薬を長期にわたり塗布することしか治療方法がありませんでしたが、施設によっては本治療が第一の選択肢となりました。
乳輪の黒ずみ、わきの色素沈着、虫さされやけがの痕の色素沈着などの幅広い箇所の黒ズミ治療が可能で、ダウンタイムなく改善させることが可能です。
まだ一般的な治療方法ではありませんが、治療の容易さ、効果の高さで体幹部の黒ズミにお悩みの方にとっては画期的な治療法です。
今後ますます幅広く行われるようになっていくレーザー照射法と言えます。
(*)QYAGトーニング(レーザートーニング)とは高性能QスイッチYAGレーザーを用いた肝斑などの混在ジミに対する最新の治療法です。