愛知県名古屋市の名古屋タワーサイドクリニック|二重埋没法、脱毛、美容皮膚科など幅広く行っています。

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PRP

PRP療法(血小板療法) ※2015年1月1日より 本治療は行っておりません。

多血小板血漿(PRP)とは血液から血小板を濃縮した血漿です。血液中に存在する血小板は各種の成長因子を多量に含み、このPRPを創部に使用すると治癒が促進されるため、歯科インプラント治療を始め脳外科、心血管外科、形成外科など多くの医療領域で実際に利用されるようになっています。本療法は美容皮膚科領域での応用であり、加齢により痛んだ皮膚の若返りを促進させることを目的としています。自家血をその場で使用するだけなので安全、調整がシンプル、効果的な結果を得られるなどから近年急速に普及しており、テレビ雑誌などで話題に上るようになってきています。

当クリニックではこの治療法を他のどの施設様よりも安全、効果的、お値打ちに御提供することを目指しています。

尚、当クリニックでは「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)に関する省令」を遵守した治療を行っています。また、全血・PPP・PRPの血小板濃度濃縮率を毎回測定し、術後管理に役立てています。さらに他の治療法(わきがの手術など)の補助的治療としても活用しています。


PRP療法の用途

  • ちりめんシワの改善
  • 肌の張りの改善
  • 肌のキメの改善
  • タルミの改善
  • 毛穴の縮小
  • ニキビ跡の改善
  • シミ・クスミの改善


手術方法

■治療方針の決定・同意書説明・写真撮影
PRP療法が最適なのかあるいはフィラーが適しているのか等を判断します。
次に治療に使用する採血スピッツを決めます。つまりスイスのリジェン・ラボ社キット(リジェンACR)、米国カスケード・メディカル社のキット(フィブリネットシステム)あるいは日本ベクトン・ディッキンソン社の採血管等を用いた2回遠心分離法で行うのかを決定します。

■肘から採血(16-64ml)・表面麻酔開始
リジェン・ラボ社のキットを使用する場合は約16ml、2回遠心分離法を行う場合は約32〜64mlの採血を行います。治療予定部位の麻酔クリーム塗付も開始します。当院は高性能の遠心機に加え、ガスバーナー、ボルテックスミキサー、遠沈管用バランサー、デジタルタコメーター、空気殺菌清浄機等を設置し、徹底的にトレーニングされた複数の作業者によって作業を行ないます。

 
スイスリジェンラボ社のキット   日本ベクトンディッキンソン社の採血管など

■血液中の血小板を濃縮(5-6ml)
リジェン・ラボ社やフィブリネットシステムの採血スピッツは赤血球と血小板の中間の比重を持つフィルターが入っているため1回の遠心で血小板分画が分離可能で作業が簡単ですが高価です。
2回遠心分離法は軽遠心にて血漿分画と血小板分画を分離し、引き続き強遠心にて血小板を濃縮するため作業が煩雑で熟練を要しますが採血量も自由に設定でき、キットに比べはるかに高濃度かつ多量のPRPが作成できます。施行コストを抑えられるのも大きなメリットです。


■血小板を活性化させて注射(30-40カ所程度)
約5-7mlのPRPが完成します。治療予定部位の麻酔クリームを除去します。タイミングを見計らってPRPを活性化させ、手早く真皮直下に注射します。PRPの活性化に自己トロンビンは必要ありません。麻酔クリームの効果で注入時の痛みはほとんどありません。






注入後の状態

通常腫れは当日〜翌日夜をピークとして翌日以降は次第に落ち着きます。
内出血が起こる場合がありますが1週間ほどで落ち着きます。


治療当日の注意

入浴はシャワー程度にしてください。
飲酒、運動は避けてください。
治療部位を刺激するような行為(パックやマッサージなど)は控えてください。


処置が出来ない場合

  • 妊娠または妊娠の可能性がある方
  • 心臓病の方
  • 脳梗塞の既往がある方
  • 血液が固まりにくくなるようなお薬を服用されている方 など


「PRP療法」施術例

治療の概要
ほとんど全ての治療写真は、当院院長が主導的に行なった治療例です。当然のことですが画像処理等は行っておりません。
より詳しい情報のお問い合わせ
より詳しい情報はページ上部のバナーよりメールにてのお問い合わせ可能です。但し医療に関する適切な選択に資する情報提供を目的とするものとして、治療を検討中の患者様に限らせて頂きます。
費用について
費用は料金表通りです。治療費を提示する際にホームページに記載されている以上の治療費が加算されることはありません。
●PRP療法(血小板療法) 150,000円(税込)(2回遠心法)
治療リスク、副作用等について
一般的な治療リスクとして、炎症後色素沈着、色素脱失、内出血、腫れなどが起こる場合があります。患者様によってはそれらが過敏に発生し遷延する場合もあります。肥厚性瘢痕、ケロイド化が生じる場合もあります。麻酔によるリスクが生じる可能性があります。その他予期せぬ合併症、副作用等が生じる可能性があります。
その他治療の種類により特有の治療リスク、副作用等があります。


(52歳 女性)

きめ


しわ


毛穴



(34歳 男性)

きめ


しわ


毛穴



(51歳 女性)

きめ


しわ



(52歳 女性)

しわ


毛穴


しみ


「PRP療法2回+成長因子療法3回の複合治療」施術例

治療の概要
当院が行なっている「成長因子療法」は、一般的な「多血小板血漿療法;PRP療法」と本質的な意味では同じカテゴリーの治療です。
しかし「PRP療法」はいいかえれば「自己サイトカインカクテル療法」とてもいうべき治療方法であり、適切に行なえば一定の皮膚の若返り効果は得られるものの、実はその効果は大きいものではありません。
真皮、表皮、皮下上層の若返りのキーポイントは皮膚線維芽細胞の働きにあるにもかかわらず、「自己サイトカインカクテル」では十分に皮膚線維芽細胞の働きを促すことができない点が最大の問題点です。
加えて、太目の注入針で深めにスポット状に注入せざるを得ない、治療後の腫脹が強い、準備が煩雑で患者様の負担が大きい、といった問題もあります。
上述の如く皮膚の若返りの目的には「PRP療法」は必ずしも適切な治療方法ではありません。

「PRP療法」は例えていうならば「土壌改良の治療」であり、やせた土の表面の整地を行なわず、肥料を漉き込むような治療です。土地の表面の整地は土壌改良の結果に期待して手を加えません(加えることが技術的に出来ません)。対して当院が行なっている「成長因子療法」は土の表面の整地を第一に考え、2次的に土壌改良も行なう、といったニュアンスです。(院長私見です、悪しからず)
若返り治療として第1に目的としたいものは皮膚表面の若返りであり、皮膚の内部の若返りではありません。「PRP療法」と当院の「成長因子療法」は本質的な意味合いでは同カテゴリーの治療であるにもかかわらず、得られる治療結果は大きく異なります。
従って「成長因子療法」は「PRP療法」の諸問題を大きく改善したすぐれた治療である考えています。
より詳しい情報のお問い合わせ
医療に関する適切な選択に資する情報提供を目的として治療を検討中の患者様に限り、詳細を対面にてご説明させて頂きます。ページ上部のバナーよりお電話にての御予約を御願い致します。
費用について
費用は料金表通りです。治療費を提示する際にホームページに記載されている以上の治療費が加算されることはありません。
●PRP療法(血小板療法) 150,000円(税込)(2回遠心法)
治療リスク、副作用等について
皮膚の膨らみ、硬結が生じることがあります。
また浮腫(むくみ)・顔の熱感・全身の熱感・皮膚の色素沈着・蕁麻疹・痒み・発熱・咳・冷や汗・胸痛・アナフィラキシーショック・呼吸困難・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・だるさ・頭痛・筋肉痛・ツッパリ感・違和感などを生じることがあります。
悪性腫瘍の治療中の方は、腫瘍を増大させる可能性があります。(従って癌治療中の方は治療適応外です)
※他施設の(当院ではない)治療方法として、
治療皮膚の単位面積あたり(cm2)の注入量(mg)を同一とする
という治療方法があります。
治療部位の皮膚を1センチ各に区切り、一定量の成長因子を皮内〜皮下注射していく、という方法です。
その方法の場合、注入部位に一致した膨らみ、硬結が高頻度に生じます。
当院は異なる独自の方法で治療を行っており、過去に膨らみ、硬結が生じた例はありません。
その他、注入部位に一致しない顔面の発赤が生じたケースが2例ありますがそれ以外の重篤な合併症はありません。




(30代 男性)









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